アラカルト
かみしめ、くいしばりを防ぐために
日常生活の中で、上下の歯を噛みしめていないか自分で注意してみてください。歯の噛みしめやくいしばりは歯や顎に非常に大きな負担をかけます。
- 本来、人間の上下の歯が接触するのは、物を噛むときと飲み込むときだけです。
- 頻繁に噛みしめや歯ぎしりをしていると、歯が磨耗し続け、ヒビ割れたり壊れることがあります。
- 片側の歯がしみる、歯が細くなった、朝に首や肩がこる、舌を上あごに押し付ける癖がある場合は要注意。
最も効果的な方法は、唇を閉じて上下の歯を離し、顔の筋肉をリラックスさせることです。
これを一日に何度も意識して行うことで、知覚過敏や歯の寿命にも良い影響を与えます。
マウスピース(ナイトガード)について
1. 歯ぎしりの予防
2. 噛みしめ、食いしばりの予防
3. 奥歯の噛み合わせのガード
4. 前歯のさし歯の保護
5. 顎の関節の痛みの緩和
6. 顎の筋肉の緊張緩和
7. 開口障害の治療
8. スポーツ時の歯の保護(スポーツ時のみ使用)
妊娠中の歯科治療とお口のケアについて
・妊娠5〜9ヶ月(安定期)での治療がおすすめです。
・レントゲン撮影、局所麻酔、抗生物質や鎮痛剤の使用も問題ありません。
・妊娠中の歯周病は早産や低体重児出産リスクを高めるため、早めのケアを推奨します。
・虫歯菌(ミュータンス菌)の母子感染を防ぐためにも、出産前のケアをお勧めします。
よくある質問
Q1 現在、妊娠3ヶ月です。歯の治療はできますか?
歯科治療は、できるだけ安定期(妊娠5~9ヶ月頃)に行うことをお勧めしています。
Q2 レントゲンを撮っておなかの赤ちゃんに影響しませんか?
歯は、お腹から場所が離れているのに加え、鉛のエプロンをしていただきますので、お腹の赤ちゃんが被ばくする量は限りなくゼロに近いため、
赤ちゃんの被爆の影響は全くないのに等しいことがわかっています。
Q3 歯に麻酔注射をしておなかの赤ちゃんに影響しませんか?
影響しません。歯科治療に使う麻酔は、全身麻酔ではなく局所麻酔です。その上血管収縮剤が入っているため、治療をする歯の周辺に歯科麻酔薬は停滞しません。
お腹の赤ちゃんに影響する心配はありません。
Q4 抗生物質などを服用しても赤ちゃんに影響しませんか?
抗生物質であればペニシリン系やセフェム系を、鎮痛剤はカロナールなどアセトアミノフェンが安全であることが産婦人科医師の見解で明らかになっています。
必要な場合には、最小限で使うことをお勧めします。
Q5 母親が歯周病だと早産や低体重児出産のリスクが高いと言われていますが本当ですか?
多くの研究から、歯周病菌が出す内毒素(エンドトキシン)が子宮を収縮させるホルモンに似ているため早産や低体重児出産を引き起こすといわれています。
歯周病と診断された方は、妊娠中からの治療をお勧めいたします。
Q6 虫歯が感染するというのは本当ですか?
それは本当です。虫歯菌の中の悪玉菌であるミュータンス菌は、お子さんが生後1歳7か月から2歳7ヶ月くらいの間に、周囲の大人から唾液を通して感染(母子伝播)
することがわかっています。
妊娠中から、ミュータンス菌などの検査を受け、出産前にミュータンス菌を減らし始めることをお勧めいたします。